2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

NASA、アーサー・C・クラーク氏死去で追悼文を発表

http://www.technobahn.com/news/2008/200803211809.html 【Technobahn 2008/3/21 18:09】NASAのグリフィン長官は19日、世界的なSF作家のアーサー・C・クラーク(Arthur C. Clarke)氏が18日に死去したことを悔やんで追悼声明を発表した。 追悼声明の中でグ…

#30

「毎日のように、ここに来ますね」 「合理的だからな。図書館の利用は」 「その割には、いつも顔色がすぐれないようですが?」 「それは……おそらく、いつも退屈に思っているからだからだろう」 わたしは、ことさらゆっくりとした口調で答える。 「この世は、…

夕陽。

夕陽。

#29

「よう」 「やぁ」 「なんだ、いきなり呼び出したりして?」 「掘り出しものの絶版本を見つけて買ったのはいいが、持ち帰る気力がなくてな……」 「って、荷物持ちかいっ! しかも、こんなに分厚いハードカバーっ!」 「男の力なら、どうということもなかろう…

チャーハン。

チャーハン。

やさしく輝く月のように

【ニコニコ動画】やさしく輝く月のように 【メイコ・初音ミク・鏡音リン オリジナル】 やっぱりワンカップPは、自然でいいなあ。 発音だけではなくて、歌詞とかも含めて。

safari@apple

http://www.apple.com/jp/safari/ お試し中。 なるほど、確かに早い。

SF作家アーサー・C・クラークが死去

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/19/news025.html 「2001年宇宙の旅」で知られるSF作家のアーサー・C・クラークが90歳で死去した。3月19日未明、呼吸不全によりスリランカの病院で亡くなったと各紙が報じている。 クラークは1917年に英国で生ま…

#28

例えば、とんでもなく眠い夜。でも、どうしても仕上げなければならない仕事があって、徹夜が続いているとする。 それで仕事をする姿勢のまま、ついついうたた寝をしてしまい、はっと目を醒ますといつの間にか仕事がはかどっている。 それは、働き者の小人さ…

石の鳥居。

石の鳥居。

#27

「どうか、ご用を……」 「いいから、黙って休んでろ」 おれがガキの頃から家に置いてあるロボットが、いよいよどうにもならなくなってきた。 メーカー保証なんて十年以上も前に切れているし、それどころか、修理用のパーツも、もう在庫がないという。 「どう…

花。

花。

カジシンCINEMA「涼宮ハルヒの憂鬱」

何をやっているんですか、梶尾真治さん。 【ニコニコ動画】カジシンCINEMA「涼宮ハルヒの憂鬱」 ……熊本の、ローカルTV局かなんかの番組か?おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)作者: 梶尾真治,鶴田謙二出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2000/09/01メディア…

零崎曲識の人間人間

零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,竹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/07メディア: 新書購入: 7人 クリック: 207回この商品を含むブログ (170件) を見る「零崎曲識のランドセルランドの戦い」、「零崎曲識のロイヤルロイヤリティホ…

#26

空が黄色に染まった朝も、ぼくはいつものように出勤をする。遠い外国から砂が飛ばされてきても、ぼくの仕事には関係がない。 通勤の途中、また人身事故で電車が止まった。ここの所、毎日だ。この国は、朝のラッシュ時に線路上にと飛び出したくなる人で溢れて…

散歩日和。

散歩日和。

3月のライオン 1

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2008/02/22メディア: コミック購入: 16人 クリック: 1,016回この商品を含むブログ (991件) を見る雑誌掲載時からパラパラと眺めてはいたのだけど、一冊にまと…

「ぶっこめ!」

web

http://server.mesolabs.com/bukkome/ 「ぶっこめ!」とは、「ソーシャルブックマークのブックマークコメント」にトラックバックを打てるようにするサービスです。 ……はてぶをネタにしてブログ書く人用……なのか?

#25

「少女には観賞用と愛玩用がありますが、どちらも大変デリケートな製品ですので、取り扱いにご注意ください。 彼女たちは自らの意志で志願して市場に乗り出しております。自分たちの市場価値があがるのはごく短い期間だけであることを熟知していますが、決し…

花。

花。

#24

「それで君がこーひーようせいというわけだ」 「はい」 マグカップとり少し背が高いかな、という背丈の小人さんが、にこやかに頷く。 「……それで、そのこーひーようせいさんが、うちにいったいなんの用かな?」 招かれざる客は、夜中にいきなり押しかけてく…

昼下がり。

昼下がり。

#23

「深い思索には集中力が必要であり、その集中力を発揮するには、うまいコーヒーが必要だ」 「だからって夜中にいきなり来るなよ。 いつもいっているけど」 「知っている中で、一番うまいコーヒーを出すのが君なのだから仕方がない」 「おれの都合は無視かい…

冬瓜。

冬瓜。

#22

祖母から受け継いだ年代もののオルゴールがある。蓋をあけると音が鳴る仕掛けだったが、問題なのは、メロディよりも蓋の裏にある鏡だった。 その鏡には、四年に一度、2月29日だけ、物故した家族の顔が見える。そこのとを発見したのは、十歳の時に事故で他界…

日が沈む。

日が沈む。

#21

「自殺用」として、二種類のロープを売り出してみた。 太くて頑丈なものより、今にも切れそうな細いものの方が、断然売れ行きが良かった。 はてなハイク、超短編より転載。

林檎。

林檎。

#20

「自分探しの旅をしているんです」 という若者を、問答無用で射殺した。 これで、自分の正体を知らなかった若者は、「哀れで間抜けな被害者」というアイデンティティを獲得したことになる。 はてなハイク、超短編より転載。

赤い葉。

赤い葉。