2010-01-30 #247 超短編 満月が煌々と夜空を照らす晩、もうすぐお役御免となる一月さんがいそいそと荷造りをして旅立ちの準備をしている。一月さんは明日で仕事仕舞い。 ブルームーンを見上げながら、一月さんは「月日が経つのも早いものだ」と、そっと呟く。