#111

ある日、ごく一部の人々の頭上に地雷が出現した。頭上に地雷が出現した人々は恐慌に陥り、周囲の人々に当たりちらし、あるいはどこまでも意気消沈した。それ以外の大半の人々は、「我関せず」の態度を貫徹した。以前から周囲の人々に敬遠される傾向があったので、難しいことでもない。