「既存の文学賞が選ばない本を」…大学生たちが新しい文学賞

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080424-OYT1T00472.htm

 「大学生に読んでほしい本」を、大学の文芸サークルに所属する学生らが選ぶ「大学読書人大賞」が創設され、来月4日、公開討議で大賞を決定する。

 都内6大学の文芸サークルの有志で作る実行委員会と、出版文化産業振興財団の主催。全国25大学の30サークルが参加し、昨年11月末までの1年間に発刊された本(文庫も含む)から大賞を選ぶ。

 実行委員長の法政大学文学研究会の鈴本万有理さん(22)は「人気投票になるとベストセラーばかりが並び、賞の説得力がなくなる。既存の文学賞では選べないような本をすくいあげたい」と話す。

 討論会は午後2時半から、東京・上野の東京都美術館講堂。無料。

 候補作は次の通り。▽有川浩塩の街」▽田中ロミオ人類は衰退しました」▽桜庭一樹青年のための読書クラブ」▽佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」▽A・C・クラーク「幼年期の終わり

残念!
たいして新鮮みのあるラインナップじゃねーな、これ……。
大学生らしいセレクトだ、ともいえるけど……この選択だと、はっきりいってサークルの人気投票レベル。
文学賞」なんて改まった名称をつけるような代物じゃないっす。