#11、#12

これも、二話続けて。サブタイはそれぞれ、「メザメ」と「シゴフミ」。
連続した内容なんで、ひとまとめに語っても支障はないと思うけど、結局これ、中盤から終盤にかけては「フミカの物語」になってしまったなぁ……という印象。「シゴフミ」という設定の独自性、あんま関係ない話しになってきた、というか……。
それでも良くある「分裂していた人格が統合」というオチを回避していたのは、まあ評価は出来る。けど、フミカとキラメキの物語って、「シゴフミ」という枠組みでやる必然性は、まったくないんだよな。
その辺のブレが腑に落ちないまま完結してしまったな、という印象。

シゴフミ〈4〉Stories of Last Letter (電撃文庫)

シゴフミ〈4〉Stories of Last Letter (電撃文庫)