「人の感情は金を稼ぐ道具ではない。」……ある「空恋」レビュー。

http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview?ty=em&id=328125&rid=657&p=1&s=2&c=1&or=1&recom=1&t=WJsPHB&sk=zBRPdaYxnBQ5agLd5x3JTRoVzUk-

この作品は嘘でないところを探す方が早いというほど、同じ経験をした人に失礼な文字の塊です。私は幼少期の虐待と親との死別、レイプ、そして流産、婚約者の死を25年かけて体験しました。私の婚約者は年齢が数年違いますが帽子や無菌室から、同じ病気だと推察しています。
映画の原作者と同じ経験をしたようだと言われ映画を見、納得できず原作も読みましたが、初めて正式に抗議しました。
全て重大な問題、どれほど引きちぎられそうになりながら、必死で立ち直って超えてきたか、それがこんな自分を良く見せるためだけに嘘つきが考えた駄文にバカにされてしまった。しかも信じる人がいることが悔しくて涙が止まりませんでした。
(中略)
同じ病気で苦しんでいる人がどれほど壮絶で凄まじい辛さ、恐怖と悲しみを抱えて闘病しているか多少なりとも目にしているのであればあんな嘘は…嘘であってもあんな描写はできないのです。病気に関しての矛盾点は多すぎます。早い段階で髪が抜けるほどの強い副作用を伴う抗がん剤を投与されているということは、その時点で生殖能力は失われます。(真実であれば原作者は大罪に分類される罪を犯しており、医療関係者も大変な目に合います。嘘を並べ立てて自分に感動させようとするのもたいがいにしてください。)末期になると目が見えず、寝返りもうてず、寒くても毛布を引き上げる力もなく、光すら痛くて、自分の腕が重くて持ち上げられない、…本当に見るのも痛い、想像で辛い辛いといえるような病気ではないのです。
同病気の人への誤解を生じさせる、最大の問題点です。間違った知識でこの病気の人に接してしまったりしたら…その人はどんなに辛い思いをすることになるだろうか、家族は悔しい思いをする、考えて。映画用に病気が脚色されてしまっていることを分かっていてください。どうかお願いです。

いーじーな携帯小説にそこまでムキにならんでも、とか思わないでもないのだが、この方にとってはそれくらい、「空恋」の内容が悔しくて腹立たしいものだったらしい。
こういう意見が出ても、原作の著者や映画の関係者になんらかの影響があるとは思えないけど。