2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

砂の城の殺人

砂の城の殺人 創元推理文庫作者: 谷原秋桜子,ミギー出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (58件) を見るシリーズ第三弾でここから創元推理オリジナルの書き下ろしになるらしい。 あー…

本日発売。

鼻/外套/査察官

鼻/外套/査察官 (光文社古典新訳文庫)作者: ゴーゴリ,浦雅春出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/11/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (59件) を見るこの作風なら、この文体で正解なんだろうな。いやしかし、こういう作家が「…

たむろ禁止。

零式

零式 (ハヤカワ文庫JA)作者: 海猫沢めろん出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 116回この商品を含むブログ (114件) を見る読みはじめた時は、 「……あん? 今時、サイバーパンクのリスペクトぉ? 二十年遅れている…

らくがききんし。

秒速5センチメートル

緻密なロケーションに基づいた背景と、キャラクター間の距離感、それと饒舌なモノローグ。 これまで新海作品から連想される手法をふんだんにあしらって、アニメーションでしか表現できない世界を作り出した、っていうことは、評価出来るか。 「インディーズ…

狂気という隣人

狂気という隣人―精神科医の現場報告 (新潮文庫)作者: 岩波明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/01/30メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 56回この商品を含むブログ (40件) を見る 問題意識としては、少し前に読んだ「そして殺人者は野に放たれる」とかな…

車椅子案内図。

悲しきサボテン。

墨攻

ああ。 予想していたよりは、奥行きのない映画に仕上がってしまったなぁ……。こういうすスペクタクルはやはり劇場でみなくては、ということで、わざわざ足を運んだわけだったけど、この出来なら、DVDでも十分だったように思う。なんというか、雑多な要素を…

神のロジック人のマジック

神のロジック 人間のマジック (文春文庫)作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/09/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (67件) を見るあー。 これは、ミステリーというジャンルや様式を利用しなければ書けないテ…

終わる世界、終わらない夏休み

あー。 これは……いや、作品としての巧拙を論じる以前に……世界観、というか、物語を支配しているロジックが、とても、幼い。いわゆる、「検証なしの性善説」というやつで……「気の持ちようで、終わったり終わらなかったりする世界の話し」って、どうよ? 「ル…

世界の中心、針山さん 2

世界の中心、針山さん〈2〉 (電撃文庫)作者: 成田良悟,エナミカツミ,ヤスダスズヒト出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (67件) を見るよくよく考えてみると、この作品世界って…

ゲッタウェイ

ジョン・ウェイン主演の方じゃなく、後に作られたリメイク版の方。例によって、テレビ放映の録画を消化。 ハリウッドのアクション映画として、可もなく不可もなく、っていうところか。 前半の、主人公カップルの境遇がどんどん悪化していくパートのサスペン…

超妹大戦シスマゲドン2

いや、バカだ。これ、バカだ。確信犯的なバカだ。(←全部褒め言葉) それでもって最後は、石川版のゲッター的壮大オープンエンドで終わるのだな。 まあ、ふさわしいといえば、非常にふさわしいのだが。

ナチュン 1

うーん……。 この一冊を読んだだけでは、面白くなっていくのかどうなのか、この先の展開がよく予想できないなぁ……。 第一話の「デュラム教授」うんぬん、のあたりは、面白いんだけど……今のところの、その設定が物語の本筋にあまり絡んでこないし……。「耳は聞…

屋根の上。

乱飛乱外 3

……今度は柳生か……。 何気に、設定に気を遣っているよな……この作品。 もちろん、少年マンガというバイアスは、かかっているわけだけど……舞台になった時代で面白そうな所を、だいたい網羅しようとする意志は感じる。まあ、読者の大半はおにゃのこ目当てで読む…

10万ドルの恋人

詮索を執筆した「きぬたさとし」氏が降板して、今作から、前巻で「監修」やっていた賀東招二が執筆(と、とぼけておこう)。まあ、この著者名を前に出した方が、売れるんだろうな……。 内容的には、例によって海外刑事ドラマとファンタジー要素のミスマッチが…

ピコーン!

舞城王太郎原作の短編小説二編をマンガ化。 青山景はいい「マンガ家」だな、と思う。原作は未読だが、「舞城らしさ」は十分にでている。

日清・日露戦争

岩波新書「シリーズ日本近現代」の三冊目。 正直、「戦争」という比較的注視しやすいトピックに焦点をあててまとめてあるので、同シリーズの既刊分二冊ほど、目新しい知見はないのだが、それなりに手堅くまとまっているかと。 それでえも、「植民地」と「外…

雨ですわいよ。

店頭。

八の弓、死鳥の矢

戦塵外史 二 八の弓、死鳥の矢 (GA文庫)作者: 花田一三六,廣岡政樹出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ発売日: 2007/02/14メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (16件) を見る「……そういや、一部の歴史物や時代物は、明ら…

夕暮れ。

声で魅せてよベイビー

声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)作者: 木本雅彦,ヤス出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2007/01/29メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 82回この商品を含むブログ (92件) を見る本当はスルーするつもりだったが、ネット上の一部で評判が良かった…

Fate/Zero

http://www.fate-zero.com/ ぎゃはは。 いや、これ、予想以上に面白い。特に「ライダー」の豪快なようでいて、その実、計算高い性格と、あのへなちょこマスターのコンビの掛け合い……。 あと、「キャスター」のコンビも好きだな、あの曲者ぐあいとか……。 いろ…

朝の地下街。

マトリックス・レボリューションズ

テレビ放映の録画を消化。 一斉を風靡した同シリーズの完結編。一作目を劇場で観て、「……これ、劇場で観る必要ないな……」と思い、二作目はスルー。三作目も、テレビでの放映にたまたま気づいたから観たけど、そうでなかったら未見のままですませていたはず。…