#2

HEROMAN 1 (ガンガンコミックス)

HEROMAN 1 (ガンガンコミックス)

いきなり与えられたヒーローマンの力に戸惑い、「どうしようどうしよう」と途方にくれるジョーイくん。おばあさんに(事実関係を伏せて)それとなく相談したり、友人のサイに(正直に事実)を相談したり、と、なにかと忙しい。
「他人がどういういう前に、自分がどうしたいのか」
与えられた力をどうつかうか、アメコミ的な問題提起だな。
あいかわらずベントラーしてるマシューさん、その電波をたどって、エイリアン襲来。
映画の撮影だと思い込んだ警官たちを蹴散らして、周囲はパニック状態。
よせばいいのに、マッチョなアニキとその友達がさわぎを見に行く。
警官隊は応戦するが、まるでききめなし。
このあたり、エイリアンの出現から人間側のリアクションのシーケンス、丁寧に描いているなぁ。
ニュースでエイリアンの襲来をしったジョーイくん、マシューさんのところに。
そこに電波の発信源であるマシューさんを求めてやってくるエイリアン。
てっきり友好的なもの、と思い込んでいたエイリアンから「地球を滅ぼす」発言を聞いて愕然とするマシューさん。
そのあとすぐ、責任を感じてモップとか定規で応戦しようとするのがいいな。マシューさん。
よせばいいのに、ジョーイくんの姿をおってやってきたヒロインも、悲鳴をあげて人質候補。
ここでバックパックからロボットを取り出してヒーローマンに変化させるジョーイくん。
ヒーローマンの力で、ジョーイ自身も強化されていることが判明。
エイリアンをあっさり片付けるヒーローマン
でも、みんなに目撃されちゃっているよ、ジョーイくん。
そこに降下してくるエイリアンの大型円盤。
で、続く。
いや、ひねりはないんだけど、演出とか作画とかが安定していることもあって、安心して見れるな、これ。