2010-03-21 #266 超短編 火燵にあたっていつまでもまどろむことが好きすぎた彼女は、気温が高くなる日を、春の到来を呪った。そして、そうした自分の呪詛が大陸から黄色い砂を召喚していたことには、最後まで気づかなかった。 #twnovel