#02

ひたぎクラブ」の続きにして完結編。
ってか、綺麗にまとまったなあ、これ。
演出ばかりが突出しているようにいわれているシャフトだけど、原作消化力、つまり、シナリオ段階での練り込みも凄いんだよね、実は。その原作に対して、的確な方法論を採用する、という点は、素直に評価できるんじゃないかな。
声優が声に出すことによって、例の掛け合いが活きてくるし、実写の合成なんかも、確実にあれはシーンを選んでやっているしね。「手抜きだ」っていう人もいるけど、素材を用意したり加工したりする手間暇を考えると、ちゃっちゃと絵を描いちゃった方が早いんじゃないかな? スタジオには、いくらでも絵描きがいるわけだから。
「蟹」の表現方法なんか「こうきたか!」という感じで素直に驚くことが出来たし、はっきりいって原作をかなり前に読んだときよりも、断然こっちの方が面白く感じた。
さて、つぎはロリコンマイマイか。

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