鉄人奪還作戦 3

鉄人奪還作戦(3) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

鉄人奪還作戦(3) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

なんか出ていたシリーズ三冊目。
ここで、シメオン編がようやくひと段落。ああ、シメオンさんの配役はあの人だったのね。確かに、能力的にもキャラ的にも印象に残る横山キャラだし、使い勝手もいいし、それなりに重要な役回りで登場させたくなる気持ちもよく分かる。
そんでもって、その後に続いた「鉄板上のアリア」編。
よくもわるくも弾けてます、さとうふみや氏。
今時、このアキバの描き方はないだろう。
おにゃのこはそこそこ可愛くかけるのに、この手の風俗を「それらしく」描くのは苦手だったんだな、この人……。
いや、レトロフューチャー(死語)な舞台というか設定にはなっているんだけど、特殊能力を持った人たちやら巨大ロボットを抜かせばだいたい「現代」になっている世界で、このコスプレはなーやな。

続く、一種のバーチャルリアリティ(笑)なロボットシミュレーションゲームも、描写的になんだかなぁ……な感じ。こんなんだったら素体使わなくても徹底的に仮想空間で行えばいええやん。
でてくるちょいワルなキャラとかも、無理して今風のチンピラっぽい雰囲気にしているのが、なんとも不自然な感じがする。
ってか、正太郎くんの同級生とか、結構どーでもよさそうな脇役が多いよな、このマンガ。