#1 緑の目のエリン
いかにもNHK的なデザインに、あえてしているのだな。
合戦シーンでトウダが暴れ回るシーンでも、あえて簡略化して残虐さを避けているし。
丁寧すぎるほどのナレーションとかも、おそらく、低年齢層を意識してのものだろう。「名作劇場」的な物を目指している、という制作者サイドの狙いはよくわかるし、今のところ成功していると思う。
後半のエピソードも、サヤ、エリン親子が村の中で置かれている状況や二人の性格を紹介するものとしては適切。
そつがない作りだなぁ……という印象。
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/21
- メディア: 単行本
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