酸素:増え始めた時期、定説より3億年早い…東大など究明

http://mainichi.jp/select/science/news/20090109k0000e040020000c.html

 初期の地球の大気の主成分は二酸化炭素、窒素、水蒸気などで、酸素はほとんど含まれず、生物にとって酸素は有害だったと考えられている。微生物「シアノバクテリア」が光合成で大量に酸素を生み出した結果、人類にもつながる酸素を必要とする生物の繁栄が始まり、地球の生物が一変したとされる。従来の研究では、酸素が増え始めた時期は、24億〜23億年前とする説が有力だった。
 加藤泰浩・東京大准教授(地球環境学)らは、古い岩石が残る豪州西部でボーリング調査を行い、地下約200メートルまでの岩石を採取。酸素を含む地下水にさらされて酸化した赤鉄鉱を発見した。赤鉄鉱に混じっていた黄鉄鉱の年代を測定し、時期を特定した。

何故この時期に酸素量が増大したのか、という仮説はなしか……。
まだまだ分からないことだらけなんだなぁ……。