#8 僕はもう弱者じゃない

マレクの続きかと思ったら、まずは隊長の変身フラグか。
ってか、いくら自分が感染しからからといっても、隊長、立場ってものもあるんだから、そんな怪しげな女の解説を真に受けないでください。普通なら、ヘンリエッタ捕まえて締め上げて、必要な情報全部吸い上げているシュチュエーションだよな、これ……。
そのヘンリエッタの説明も……なんだかなぁ……。
とりあえず、制作者が（故意に、か、自然体で、かは知らないが）「進化」という概念を、この作品の中で正確に使用するつもりがないことは、分かった。
要するにアレ……ああいう変身が出来る説明、欲しかったから適当こいているだけ、という……。
しかし、便利だなぁ……ナノマシン。
後半はいよいよのマレク覚醒と、ジョゼフ、マレク、XATの三つどもえ、その一回戦。
案の定、ジョゼフに戦力集中しようとして部下に止められる隊長……いや、分かりやすいし、人間らしい行動ではあるんだが。
マレクのいじめっ子への復讐は、ありがちすぎてどうでもいい。
あんなの二匹や三匹、潰したところで、移民への偏見やいじめがなくなることはないのに……。
とりあえず、かばったり、かばわれたりしながら三つどもえ戦第一回は、マレクが負傷したジョゼフを背負って逃亡、という形で終了。
一方、XAT側も新型の憑依体がマレクだと気づいて続き、と。
考えてみると……「変身している本体の正体がばれた後」をしっかり描いている変身ヒーローものなんだな、これ……。仮面ライダーだって、元々はショッカーの改造人間との差違は、ないわけだし……。
確かに、そういうの、あるようでなかった。

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