#2 少女

とりあえず、太腿とぱんつ攻勢がすごすぎ。完全に開き直っておるのか、プロダクションIG
とりあえず、イントロは、前回、波留おじいいさんの前に現れるまでのモナミちゃんのエピソード。
最近まで、エアーズロック近くのオーストラリア在住のおばあさんのところにいた。おばあちゃんが若き日の波留とか久島の写真をミナモに見せていたり、窓の外に風車が配置されていたり、と、意外に細かい伏線があり。
理系の兄とピーマン嫌いの妹、の、朝。こういうシーンは和むんだが、「考えるより動く組=波留、ミナモ」、「まず考える組=久島、ソウタ」という対比を、さりげなく強調。
ここで、キャラクターについて少しいっておくと、「老人の身体に青年の精神」の波留と「実際には老人だが、義体化して外見は若者」の久島がまず軸にあり、今回のエピソードでも、波留は、プロのダイバー以上の判断力を見せている。なんだか分からない災害に見舞われて、「とりあえず、原因を知ろう」と走り出してしまうミナモと波留の類似。
「精神の成長が五十年止まっていた」波留、「肉体的には不老」である久島の「時が止まった」二人と、まだ若く、成長途中であり、「まさに、これから」の蒼井兄弟。
経験や知識に寄り切らない判断力、行動力とは? それがある人とない人との間には、どういう違いがあるのか?
第一話で出てきたホロンとソウタのやりとり(格闘模擬戦)のシーンなどと考え合わせると、「成長」というものが、この作品の中で、大きな一つのテーマになってくるんじゃないだろうか?
発電所だか変電所だかが「溶けた」事件や、前回の「燃える海」事件など、謎はまだまだ多いのだけど……。
それよりなにより、今回は、「……あんな風車数台で、島全体の電力まかなえるのか? どんだけ効率いいんだ?」とか、「よくもまぁ、ああも都合の良いタイミングで風が吹くもんだ」とかに、突っ込みつつ観た。
でも、一番注目すべきはミナモちゃんの太腿だ、というのが最有力説。きみ、スカート、短すぎ。