#1 「ウラシマドライブ」

よい、よい。
まだ第一話、ということで、世界観の基本設定などすっ飛ばしてエピソードの羅列で語っているわけだが、主演の森功至氏の語りが、まずいい。この人、もうベテランの域でかなりのお年の筈だけど、前半での「二十代の青年」と、「数十年、意識を失って身体は老人になっているけど、中身は青年」の姿の両方を、不自然ではなく演じ分けているのが、凄い。
作画も流石はIGというか、丁寧だしよく動く。
特に、最後のダイブシーンは鳥肌物。テーマ的にも深く関わっているシーンだし、あそこはあれくらい力を入れて当然か。
あと、女性キャラが妙にむちむちと肉感的で丸っこいデザインなのも、いい。
特にロボ子。アンドロイド設定なのに、ぷち格闘時の肉の揺れ具合が妙にリアルだった。アニメであれだけ「肉体」を感じさせる作画も、滅多にないんだけど。
しかし、士郎正宗は、すっかりIGご用達しの原作屋さんになってしまったなぁ……。
作業効率とか経済効果を考えると、それで正解な気もするけど。

Always in My Heart

Always in My Heart