世界に誇る日本のアニメ産業を救え

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0710/23/news034.html

“版権から生へ”というトレンドに従うならば、収益化のもう1つの方向性は、作品中に収益モデルを組み込むことである。例えば、食品や消費財メーカーとタイアップし、あらかじめ作品中に商品を露出させることで、作品がコピーされ、氾濫するほど「間接的に」収益を確保するようなモデルがそれだ。

 作品の価値を損なわずかつ広告効果の高い仕組みを巧みに組み込むことによって、制作側にも企業スポンサー側にも価値をもたらすことが可能となる。今後はさらに複雑化した利益構造を持つビジネスモデルも増えてゆくだろう。

 作品の量的・質的向上を目指すことはもちろん重要だが、それだけではやっていけない。日本のアニメ産業が今、志向すべきは、版権価値の最大化を中心に新たな収益モデルを探ることである。

これ、けっこう、現実的な線だと思うけど。
日本のアニメスタジオ(の一部)は、すでに世界レベルでの収益をだせるだけの技術力を持っているわけで、その技術をどう無理なく収益に結びつけていくのか、っていうのが今後の課題になってくるんですよね。
動画共有サイトとかでコンテンツがコピーされればされるほど、制作者側にお金が入ってくるシステムを構築できたら、これは、影響大きいだろうなあ……。
こういう態勢が構築できれば、コンテンツを複製する媒体は、それこそなんでもいいわけで……。