鈴木先生(3)

鈴木先生(3) (アクションコミックス)

鈴木先生(3) (アクションコミックス)

むはは。
例によって、gdgdのgkgkである。描線も、鈴木先生の思考も。
しかし、舞台を「学校」と規定することによって、これほど多人数の内面を詳細に、「微に入り細に入り描写してもおかしくない」説得力が生じるとはなぁ。すげぇぜ、この細かさ。
あまりにも事細かに書いているため、作中ではあまり時間が経過していなかったりするのだが、そこはそれ。密度が全然違うしな。一見、線がぶれていて汚く見える描線も、「描写」としては実に「あり」なのだった。特に、鈴木先生が顔中にぼたぼた汗を流しているシーンは、秀逸。