バルバラ異界

一気読み。
いや、これは、大傑作でしょう。
しかし、今更いうまでもないけど、萩尾望都という作家は、本当に天才だよな。これだけ長いキャリアを持っていても、一向にクオリティが落ちない。絵的にも、数十年前からすでに完成されているわけだけど、話作りとか伏線の張り方、それを絵やコマ割で効果的に見せるマンガ的な面白さなども、全然衰えてないし枯れてない……って、どういう人だよ。
バルバラ異界 (1) (flowers comics)バルバラ異界 (2) (flowers comics)バルバラ異界 (3) (flowers comics)バルバラ異界 (4) (flowers comics)
この作品なんかも、実は複雑な構造を持っていたりするのだが、それをするすると一気読みさせてしまうストーリーテリングの巧さ、っていったらもう、絶品だよあな……。
……すげぇ……。