ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド

posted with 簡単リンクくん at 2007. 2.26

Ｂ．Ｗ．オールディス著 / 柳下毅一郎訳
河出書房新社 (2007.1)
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映画化されたから……ではなく、ブライアン・オールディスの作品だから買った。
確かにせいぜい中編くらいのボリュームだし、「軽い」作品ではあるけど、正直「深み」は感じないんだけど、これはこれで面白い。
双子ネタで音楽を扱っていて……ということでいうと、わたしなんかは飛浩隆の「デュオ（短編集「象られた力」）収録）をすぐに連想するわけだけど、あっちの方の「端正な深み」とは別の、軽い面白さというのは感じた。
同じ音楽ネタでも、「ブラザーズ〜」の方はポップソング、「デュオ」の方は、クラッシックだしな。