「温暖化でハリケーン活発化」の報告書、米政府が封印

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060927i302.htm

【ワシントン=増満浩志】英科学誌ネイチャー電子版は26日、「地球温暖化でハリケーンが活発化しうる」とした米海洋大気局(NOAA)の研究報告書が、米政府の圧力によって公表されなくなったと伝えた。

 同誌によると、報告書は研究者7人による内部委員会が今年3月にまとめ、ハリケーンの季節が始まる6月に向けて発表の予定だった。

 しかし5月、NOAAを所管する商務省から「発表しない」との電子メールが委員長に届いたという。

 ブッシュ政権は、「温暖化の科学的根拠は乏しい」などとして、温暖化ガスを国際的に規制する「京都議定書」に参加していない。

 政権の方針と食い違う研究の公表をめぐる騒動は、米航空宇宙局(NASA)でも昨年末に起きている。

アメさんは、相変わらず強気だねぇ……。
こういう自然現象相手の仮説は、じっくりと腰を据えて検証しないと真偽は判断できない。
ので、こうして、政治的な理由で封印するのは、長期的に見て、決して得策ではないと思うのだが……。