若い研究者+少ない費用=国際的評価の論文

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000305-yom-soci

 国際的に高い評価を受けた論文を書いた日本人研究者は、平均年齢が39・9歳で、その半数が約490万円以下の比較的少額な研究費で成果を上げていたことが、文部科学省科学技術政策研究所の調査でわかった。
 政府は10年前から公募型の競争的研究資金の拡充を進め、数億円単位の大型研究も増えているが、研究費の額が必ずしも成果に直結していない皮肉な実態が浮かび上がった。

この「費用」の算出方法が最初よく分からなかったのだが、どうやら「その論文を完成するために使用された研究費」という意味合いらしい。
人件費は除外して、ということだろうと思うのだが(いや、その研究費で生活してれば、結局は「研究費=人件費」ということになるのか?)、それだけの成果を出せる人材が拘束された分、と考えると多いのか少ないのかよくわからん。
まあ、この手の予算配分は、どう処理しても当事者からは不平不満がでるものだとは思うけど……。