飛鳥井全死は間違えない

ポストライトノベル世代向けっつうの?
「登場人物の名前に無意味に凝っている」とか「こんなヤツ絶対いねーよ的な極端キャラのオンパレード」とか「分かったような分からないような設定」とかは、西尾維新的。つうか、ほぼ同世代らしいから、同時代的感性がもたらすシンクロにティみたいなもんか。
作者は普段ギャルゲーのシナリオさんらしいが、わたしはコンシューマゲームやらないんでこの人の関わったゲームやったことない。
でも、こういう路線でこの微妙なビジュアルはないよなぁ。もっと記号化されているか、それとももっと普通の小説的な想定にするか、どっちかにしたほうがいい。中途半端さを感じる。
内容?
あー。かなーり特殊な内容だけど、こういう変わり種も受け入れられる度量の広い方向け。この軽さは、タイムキルにはちょうどいいか。

飛鳥井全死は間違えない
元長 柾木著
角川書店 (2005.7)
通常24時間以内に発送します。