「太陽帆船」を打ち上げ、軌道入りの信号受信と

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200506220017.html
太陽帆船続報。
まだ基礎研究の段階なわけですが、このプロジェクト、
1.国家主導の計画ではない。
2.初めての、宇宙空間で「ロケット」以外の推進方式を試すもの。
という、大きな二つの特徴があるわけです。特に、後者の要素は大事。化学燃料とろとろ燃やして得られる程度の推力をあてにするには、宇宙はあまりにも広すぎるわけで。
「帆船」の実用性が確認されると、時間はかかるけど、ほぼ無補給でかなり遠くまで往き来できるようになる、場合によっては、「惑星感定期航路」も視野に入ってくるわけで、そうなると、宇宙開発も、たんなる科学的好奇心を満たすため、というよりはかなり実用的な、「資源獲得の手段」になる局面も、出てくる。
まあ、惑星間よりも、地球-月圏にもっと低コストで往来できるようにする方が先、という気もしますが。