英諜報機関「MI5」の盗聴器、IRA政党が競売に

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200505260023.html
気づけばイギリスねた三日連続。
MI5とかIRAとか、日本で普通に暮らしていたら、スパイ物とかサスペンス物のフィクションの中の存在でしかないのだが、彼ら、しっかり実在しています(当たり前だ)
「日本時間26日午後5時30分現在、3000ドル(約32万4000円)」という入札価格も、微妙に現実感があってよろしい。

シン・フェイン党によると、この盗聴器は昨年9月、ベルファストの党本部の床板に隠されているのを見つけた。MI5が仕掛けたと主張している。
一方、MI5のマニンガムブラー部長は今年1月、ベルファストのIRA事務所を盗聴していたことを認めている。
(中略)
盗聴器の売上金は、アイルランドの統一と自由のための運動資金として使うという。

なんか、ユーモラスな感じがする事件ですねぇ。
願わくば、世界中の民族主義者とか独立運動とか展開している方々が、徒にテロとか武力とかに訴えるのではなく、このように地道でせこくてどことなく愉快な活動をしてくれますように。