ISBN:4091870716
ホムンクルス 12巻
山本 英夫 (著)

「殺し屋1」の人が現在スピリッツで連載しているヤツ。
雑誌でもたまに拾い読みするぐらいだったけど、単行本でまとめて読んでみると、この設定は、ちょっといいね。
トレパネーションである種の人間が異形に見える」というシュチュウエーションは、「殺し屋1」の頃からの「人間の心理」という著者の興味と「視覚性」というマンガの特性とがうまくからんでいて、かなり効果的だと思う。
漫画家としてれば平均的水準、ではあるとは思うけど、物語世界を支え牽引するくらいには、絵もうまい。
この作品については、完結してからまとまった感想を書くことにしましょう。