沈夫人の料理人 2

ISBN:409185494X
飲みながら、「沈夫人の料理人」の二巻目をみてケラケラ笑う。
沈夫人はあいかわらず良い性格しているし、李三の自虐的な性格もいい味出しているのだが、基本的に、
いじめる → 良い料理が出来る → ウマー!
というパターンの繰り返しなので、少々きつくなってきた部分もあるかな、という印象もある。まあ、とことん手を変え品を変え、「同じ話しを繰り返す」というのも、それはそれでパワーがいることなんだが。
召使いの愛蓮が、「沈婦人」と「李三」の両方の側を目撃できる、橋渡し兼目撃者的な立場であることが、かなり明瞭に意識されている。
やはり「使用人(=家政婦)」は「見る」ものなのだろう。イロイロと。