「結局、便利に使われるだけの存在なのよね」といいたげな風情で壊れたビニール傘が路傍に散乱する、嵐が過ぎ去った朝。
「信ずるものは救われる」と説いた人は、「なんでわたしを見捨てたのか!?」と叫びながら刑死したそうだ。
眠れそうで眠れないので、目蓋を閉じて羊を数え、ついでに片っ端から射殺していったら、動物愛護協会の面々からさんざん吊し上げをくらった、という夢を見た。
空。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。