#12

Red Moon(初回生産限定盤)(DVD付)

Red Moon(初回生産限定盤)(DVD付)

ローマ兵、見つかった。そんでもって、隊長が司令官を人質にとった。
ってか、ローマ側は停戦を望んでいるのに、この大佐だけが戦争再開望んでいる構図か。典型的な悪役キャラだなぁ。
モロ不服そうな態度で大佐を軟禁するクレハ。
ローマ側では「炎の乙女」について別の伝承があるらしい。
ここでカナタの「耳の良さ」か。
クラウスさん、来た。同行者は当然……。
大佐、まんまと抜け出しているし。
町の人たち、戦争に嫌気がさしているな。国境の町だし、停戦から一年ちょいくらいでは記憶も生々しいんだろう。
大佐の動機。「戦争を通じて人類に旧来の進歩を取り戻したい」一応、そういうテーゼは設定はされているのね。
ローマ兵のおねーちゃん、ノエルを説得。あなたはもう十分に苦しんだ。
ここで完動タケミカズチ発進。一応、大昔のスーパーテクノロジーを百年にいちどの天才がレストアした代物。
カナタの突撃ラッパ。
戦争を止めるために、戦争を望む軍隊と戦うという矛盾。
村人たちにゆくてを遮られて大きく迂回する大佐の軍隊。
「炎の乙女」ローマ側伝承ヴァージョン。傷ついた天使を匿い、血を拭い、天使とともに村人たちに始末される。天使の軍勢と、それを追い返した金の角笛。
タケミカズチ、ここぞとばかりに動くなぁ。満身創痍だけど。
停戦ラッパ。しかし、大佐の軍は止まらず。
ここで……カナタが、戦場には相応しくない、あの曲。
あっけにとられて動きを止める軍隊。
ここでリオ先輩。真っ赤な塗装の近衛師団ひきつれて登場。
公女にしてローマ王族の婚約者……ねぇ。
偉い人の鶴の一声で「もう戦わなくていいんだ!」と喜ぶ兵士たち。おまえら、単純だな。
春、補充兵を迎える砦の面々。
補充兵はリオ先輩。
ローマ皇帝というのが話のわかるやつで、戦争をとめた褒美になんでも一つかなえるというから……」
新兵のカナタを迎えた一話と真逆の構図になっているのな。
まあ、ハッピーエンドはいいんだけど、これ、日常系のディテールの細やかさと、背景世界とか戦争とかの大状況のおおざっぱさとが、好対照になっているな。戦争とか停戦とかのあたりは、完全に絵空事いうか「んな単純なもんじゃないだろ」みたいな(悪い意味での)ファンタジーになっている。
安易に萌え方面に媚びを売らなかったのはいいにしても、もうちょっと作品の中心に歯ごたえのある「骨」があって欲しかった。