#7
- 作者: 成田良悟,ヤスダスズヒト
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2004/04
- メディア: 文庫
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おれは、暴力が嫌いだ」
今回は平和島静夫のメイン・エピソードか。
借金取りの用心棒ってことだけど、どうみてもかえってトラブルを増やしているようにしかみえません、この人。
弟、俳優なのか。連チャンで主演はっている、っていうことは、売れっ子なんだな。
吸血忍者カーミラ才蔵(笑)。
暴力嫌いなわりには、怒りを押さえられない平和島さんなのだった。
小学生に冷蔵庫は無理だ。しかも、きっかけは弟にプリンを食われたから。
子供の頃から全然性格かわってねー。
嬉々として静夫くんの能力解説しているのは、あれか、セルティの相棒やっている人の子供時代か。
「何度もぶっこわれた。そしてそのたびに強くなった」って、おい。
それにしても限界というものがあるだろう。
パン屋さん……おねーさんもろとも……暴力だけでは解決しないこと……。
「どうしてこうなった……」
でも、生き方は変えなかったのね。
高校であのメガネクン、再開。検査とか採血とかいうなよ。高校生が。
セルティに「いい人」って……それはそれですごいな、できたら。メガネクンをどつきまわるセルティ、可愛い。
イザヤとは高校時代にであったのか。
知能犯と脳みそ筋肉、あきらかに折り合いが悪そうだな。まともにやったら利用される一方だ。
高校時代も暴れ回ってます。
ナイフ。イザヤも結構強いのね。
あ。はめた。
「大丈夫大丈夫」じゃねーよ。トラックに跳ねさせているよ。
わはは。案の定、イザヤに利用されている。これは、一方的に嫌うのわかるわ。
ああ。牛乳はこっからきているのか。
わわ。確かに、まともな働き口ないだろう。
バーテン服は弟のプレゼントか。「仕事長続きするように」と大量に。
で、例によってイザヤに嵌められて、無実が証明されて釈放されて、借金回収憂業者の知り合いにスカウト、と。
弟はしばらく合わないうちにかなり出世。
しかし、借金しているやつら、揃って「社会のせい」とか責任転嫁しているな。
「弟から貰った服……」
で、やっぱり切れました。
ああ。セルティとはたしかに波長合いそうだ。はずれもの同士。
「この町で今度はなにをしようとするつもりだ」
イザヤがやってくるとろくなことがおきない、と、暴力が嫌いな平和島静夫は考えている。
イザヤがメインのエピソードもそのうちやるんだろうな。