メイド・イン・ロシアの「永遠に動き続けるOS」、Phantom OS

http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/02/11/0759236

Phantom OSホームページのGeneral descriptionにPhantom OSの特徴が解説されているが、プロセスという概念が存在しない、すべてのアプリケーションは仮想マシン上で動作、OSの機能はすべてオブジェクトとして提供される、ファイルやファイルシステムといった概念が存在しないなど、Phantom OSはユニークな特徴を備えている。
特に興味深いのが、メモリのスナップショットが常にHDDに存在するため、シャットダウン時にプロセスを終了する必要がない、という点。そのため、突然のシステム停止などにも耐性を持っているようだ。このことから、OSNewsでは「Russian Phantom OS Never Dies」などと形容されている。
またPhantom OSは開発中とのことで、一般の人が利用できる段階ではないようだが、オープンソース化も検討しているとのことなので興味深く見守ってみてはいかがだろうか。なお、開発者ブログもあるが、多くの投稿がロシア語なのでタレコミ子には読めませんでした……。

不意のシャットダウンやフリーズなど、「トラブルに強い」のと「トラブルが起きにくい」の、どっちの方がいいんだろうか?
まあ、両方の資質を兼ね備えて、堅強なのが一番なんだろうが。