米国で日本SFの翻訳出版専門レーベルスタート野尻抱介や乙一ら

http://animeanime.jp/news/archives/2009/01/sf_2.html

 日本のアニメやマンガの人気が拡大している米国で、日本のSFの翻訳出版を専門に行なうレーベルがこの夏スタートする。出版を行なうのは北米で日本マンガの翻訳出版最大手のVIZメディアである。
(中略)
 作品は「Haikasoru」と名付けられレーベルで、今年夏からスタートする。スタート当初は4作品、小川一水さんの『時砂の王』、桜坂洋さんの『All You Need Is Kill』、乙一さんの『ZOO』、野尻抱介さんの『太陽の簒奪者』が発売される。その後は、年12冊のペースで刊行を続ける。

成功するかどうかわはからないけど、こういう試みはどんどんやってもらいたいなぁ。
ただ、作品のセレクトはもう少し「尖った」ものにした方が、インパクトは強かったんじゃないか? とは思う。
「時砂の王」も「太陽の簒奪者」もクオリティ自体は高いけど、この程度の出来なら欧米圏ではごろごろしているからな。ジャンルのフォーマットからは多少外れたやんちゃな作品から先に紹介していった方が、ユーザーの覚えは良くなるんじゃないかな? とかは、思った。