気分はもう心理戦

http://sourceforge.jp/magazine/09/01/12/1249258

では50セント軍団というのは何かということだが、ようするに国からお金をもらってインターネット上でプロパガンダ活動をする人たちのことである。国内のみならず、海外の掲示板やニュースサイト、チャットルームにおいても、金主にとって都合の良い記事を書き込み、都合の悪い記事には反駁して、ネット世論を金主の望む方向へ誘導しようとする。もらうお金の額が一記事あたりアメリカで言う50セント程度の価値なので、こう呼ばれているようだ。日本円にすれば 50円くらいの感覚だろうか。
日本の2ちゃんねるにも、企業や宗教などから金をもらってそこに都合の良いことを書き込む「工作員」というのがいるそうだが、50セント軍団はそれを国家の支援の下さらに大々的にやっているものと考えられる。何せ、ある推計によればその数は30万人にも及ぶというのである(Far East Economic Reviewの記事)。2ちゃんねる工作員など多くてもせいぜい数十人といったところだろうから、桁が違う。

一種の都市伝説程度の信憑性で、しっかりしたニュースソースがあるわけではないらしいけど……。
「その程度のことで、web上の情報性は信頼性を大きく損なう」ということは、確か。
「嘘を嘘と見抜く」にも、それなりの知性と知識、判断力が必要なのは、道具がどんなに進歩したところで変わらない。