2万円以下で長時間駆動を実現する低価格ミニノートが登場へ

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090106_200_netbook/

半導体などを手がけるフリースケール・セミコンダクタのリリースによると、200ドル(約1万8600円)のミニノートパソコンを実現するプラットフォームを開発したそうです。
これはARM Cortex-A8コアを統合した65nmプロセスで製造されている「i.MX515」と呼ばれるCPUや、CPUに内蔵された2Dおよび3Dグラフィックスに対応したビデオ出力チップセット、低コストのプリント基板などを統合したもので、非常に低い消費電力によって8時間の長時間駆動を実現しているほか、低発熱であるためヒートシンクやファンも不要。
さらに従来の低価格ノートパソコンと同じく8.9インチの液晶画面を搭載可能で、Adobe Flash Liteなどがインストールされているため、ブラウジングの快適性は損なわれないとのこと。
ちなみにOSにはUbuntuが採用されており、CPUは消費電力を抑えるために利用状況に応じて600MHz〜1GHzまでクロック数が可変するタイプとなっているほか、メモリはDDR2およびMobile DDR1がサポートされています。

チップセットを統合してハードのコストダウンを図った、ということらしい。
実際の製品が出るのはもう少し先だろうし、仮に日本でも販売するのだとすれば、さらに先の話しになる。
でも、日本のユーザーは割と保守的な所もあるから、OSがMSでもマックでもない……となると、マーケット的にどう判断されるかなぁ……という心配もある。