タリバン:自爆「6割が身体障害者」 カブール大准教授

http://mainichi.jp/select/today/news/20081020k0000m030105000c.html

准教授は現場に残された義足や歩行補助具の流通ルートを調べ、うち1件は06年、カブールの援助団体が中部ロガール州で地雷被害に遭った男性に贈ったものであったことも突き止めた。
タリバンは「米軍の空爆による犠牲者の遺族が、(志願して)自爆している」と主張している。准教授は「手足などを失い失業して貧困に陥った障害者が、家族の生活を保障するなどと口約束されて、自爆している可能性がある」と指摘する。
准教授は近く、タイ・バンコクの研究機関の支援を得て、自爆犯のDNA鑑定を開始する。「民族、出身国などを割り出し、自爆の背景を科学的に解明したい」という。

いずれにせよ、悲惨な話しだな。
地雷や爆撃がなかったら、こうした背景も存在し得なかったことを考えると、911以降の過激なテロは、先進国の外交政策の失敗が一番の原因だと思う。