通り魔暴行被害者が1回反撃で相手は意識不明… 「不運な逮捕」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080910/crm0809100100001-n1.htm

 8月27日午前6時過ぎ、男が田端駅の山手線外回りホームで通勤客にいきなり頭突きするなど暴行。男はさらにホームを降りて線路を横切り、同線内回りホームに移動、男性(34)=北区=に襲いかかり、顔を何度も殴ったり蹴った。「殺されてしまう」と男性が反撃、男の顔を1回殴ったところ、男はあおむけに転倒して意識を失った。
 男性は駅員に警察への通報を依頼。男性は鼻の骨を折るなど全治3週間のけがを負ったが、病院で治療後、滝野川署に任意同行を求められた。「身を守るために1回殴った」と説明したが、男は転倒した際に頭の骨を折って重体となり、同署は(1)目撃証言など客観的な証拠が不十分(2)男が死亡する危険がある−ことから、午後5時すぎに傷害容疑で男性を逮捕した。

いきなり逮捕、というのもちょっと過激に見えるかも知れないけど、正当防衛がうまく立証できない場合には、こういう事もありあえるんだよね。
「疑わしきは罰せず」の原則に従う限り。
目撃者が現れて証言してくれるなり、意識不明のDQNが起きて自分の犯行を認めるなりしないと、この人の立場はあまり代わり映えしないのではないだろうか?
本当、災難としかいいようがない。