「造形美にふさわしくない」 せんとくん懸垂幕を奈良県・市が掲示せず

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080818/trd0808181436007-n1.htm

 平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」をあしらった同祭のPR懸垂幕について、主催者の事業協会が奈良県奈良市に庁舎での掲示を依頼したところ、「造形美にふさわしくない」などとして断られていたことが18日、分かった。
 同協会はやむなく受け入れるが、県や同市は協会の構成メンバーで、いわば身内から「ダメ出し」を食った格好。県内の他自治体は掲示を許可する方針で、協会側は「あまり無理なお願いはできないが…」と困惑している。

どこまで続くのか、せんとくんの受難。
逆にいうと、ここまでの抵抗を生み出すキャラクターというのも、なかなか作れるものではない、という側面もあり。
最初から無難な造形だったら、きっとここまで長く話題にはならなかったのだろうな。
表面的な評判と実際のPR効果が見事に反比例しているのは、「art」としてみると成功している、というべきなのではないか。