バルマー「紙媒体は終わってる」とワシントンポスト紙に語る

http://jp.techcrunch.com/archives/20080606ballmer-tells-the-washington-post-that-print-is-toast/

が、それでも僕個人は印刷媒体が消えるかどうかは分からないと思っている。紙というのは、バルマーやWolffが人にそう思わせたい以上にずっと息長く残る技術だ。 絶滅の危機にさらされているのはむしろ印刷メディアをつくる今のビジネスモデルの枠組みである。これらのビジネスが消えたら、そりゃ当然その製品も消える。でも、それでは今のビジネスに代わって新たな印刷ビジネスが金輪際現れないと想定していることになってしまう。

たぶん次なる印刷ビジネスは今ほど利益は出ないかもしれない。今ほど大勢の人にもリーチできないかもしれない。しかし、本・新聞・雑誌に需要がある限り、そこには必ず誰かそれを満たす方法を考える人が現れると思うね。

なんだかんだいって、便利だからなぁ……紙。一度印刷すれば、数十年とかそれ以上、そのまま残っているわけだし。
「既存の商売が通用しなくなり、近いうちにかなり大きな再編成が起こる」のは確実にせよ、完全になくなることはないと思う。
市場が狭くなり、社会的な位置づけが変わってくるだけで。