日本海か東海か――Google Earthが海洋名の記載方針を発表

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/10/news015.html

 複数の国々が接する海洋の名称をめぐって合意できない場合、Googleはほかの地図製作会社同様、綿密な調査を実施する。「太平洋」など、大半の海洋は一般的な名称を持つが、地域や文化によって異なる名称で呼ばれているものもある。単に言語の違いによって異なる場合もあるが、日本側では「日本海」、韓国側では「東海」と通称されるなど、政治的、歴史的、文化的な論議を読んでいるケースもある。

 Googleは地理的参照ツールを発行する立場から、国際的な地理的論争問題において、どちらか一方の肩を持たないとしている。この立場を守るため、「Primary Local Usage」方針を制定した。

 この方針により、Google Earth英語版は、その海洋に接する主権国において「主に、また一般に使われる地域名」を表示する。接するすべての主権国が名称に同意した場合、1つの名称のみが表示されるが、名称について合意が得られない場合、2つの名称が表示される。

面白みはないけど、公正かつトラブルの少ない方法では、ある。