#11、#12

これは、別々に。
第十一話、「狼と最大の秘策」。
前半は借金返済に奔走するロレンスとホロの絡み。この箇所がまあ、絵に描いたような苦労物語で……別に、ファンタジーで世話物やらなくてもいいじゃん、とか思ってしまう。事業に失敗した夫婦があれこれと対策に……というのは、現実でもよくあるパターンではあるし。
後半は、ホロによる打開策の提示とその実行。
第十二話、「狼と若造の群れ」。
借金返済のために、「金の密輸」というハイリスクな手段に出る一行。
羊飼いやら出資元の商会(の、不穏な動き)、それに、「若造の群れ」とか、不安要素をいろいろ見せて、最終回につなげている。
それなりに、無難な作りではあるのか。