「ウェブ時代をゆく」欲しい!
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
- 購入: 91人 クリック: 724回
- この商品を含むブログ (1191件) を見る
氏の著作も、これまでに何冊か読んでいるし(↓こういうのね)、
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
- 購入: 61人 クリック: 996回
- この商品を含むブログ (2353件) を見る
シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/08/10
- メディア: 文庫
- 購入: 25人 クリック: 263回
- この商品を含むブログ (241件) を見る
だから、この「ウェブ時代をゆく」に書かれているであろう内容も、少なくともその方向性は、大方の所は想像できるのだが、タダで読めるのであれば是非読みたいですね。
はてなのキャンペーンのお題。
「ウェブ時代をこう生きてみたい」という内容で、文章を起こせ、ということで……。
……うーん……。
個人的な感じ方を最初に表明しておくと、まずもって、この現代を「ウェブ時代」と呼称することに、違和感を感じる訳ですが……。
いや、確かに、現代社会において、ウェブというインフラはすでに必要不可欠となっているのは事実だけど……ウェブなんで、所詮、通信インフラでしょ? 「情報を流通させる」という機能の違いこそアレ、ガス、電気、水道と同じようなもんなんだから、いくら普及率が上がったからといっても、「ウェブ時代」とか言い切っちゃうのは、キャッチフレーズとしては、ちょっと誇大広告なんじゃないかなあ?
ええ。
さらに個人的なことをいうと、いわゆる「ウェブ時代」に突入して、わたし自身の生活もかなり様変わりしました。
というか、わたし自身は、かなり積極的にウェブを活用している部類にはいる人間だと思う。生活も娯楽も、ウェブ活用以前と以後とでは、全然違ってきているし。帰宅後の時間でウェブに触れている時間も、かなり長い。というか、帰宅してから寝るまでの時間ほとんど回線繋ぎっぱなし。もともとインドア派なわたしにしてみれば、気性的にいってもウェブとは大層、相性がいい。
だから、個人的には多いに活用しているつもりだし、楽しませても貰っているけど……でも、一歩客観的に引いてみてみると、ウェブってまだまだたいしたことないよな、とかも思ってしまう。
所詮、情報を流通させるインフラ、だから、得手不得手があるのはしょうがないけど、ウェブの世界だけで完結していない領域のが、世間では圧倒的に大きい。
もっとありたいにいうと、現代のウェブは、リアル社会で阻害されがちな人々の逃避場所として機能しているのではないか……とか、考えることもあって……。しかも、その「逃避場所」は、内部にずっぽり浸っている人間の感じ方とは違い、まだまだとても狭い領域でしかない。
あー……。
そういう感慨を前提として、「ウェブ時代をこう生きてみたい」という点で、個人的な展望を述べるのならば、ウェブを逃避場所としてではなく、現実にもフィードバックが発生するような、「リアルな装置」として活用していきたいと思っていますね。
というか、目下、そのための下準備をいろいろとしているところです。
この年末前後から、いろいろと動き出せそうかな?