戦場で活躍するか?「ロボットろば」

http://wiredvision.jp/blog/dangerroom/200707/20070720134328.php

Boston Dynamics社の新しい動画を見てみよう。BigDogはおよそ68キログラムの荷物を運び、岩だらけの道や急な坂をゆっくりと進み、障害物競走の馬のように空中へと飛び跳ねている。しかし、BigDogの最も目を引く機能は、人間の介入なしにバランスを保てることだ。BigDogの足取りは非常にしっかりしているので、強く蹴られても、直立状態を維持できる。

しかも、このロボットは研究者のお遊びでなどではない。軍部では、こうしたロボットを戦場での兵士の荷物の運搬用に使用したいと考えている。つまり、BigDogにはある程度の悪条件に耐え、歩き続ける能力が必要とされるということだ。

いつの間にか、ロボットもここまで進化していた……。ここまで来れば、実用まであと少しなんじゃね? もう少し搭載できる重量を増やせれば、車両が走行できない悪路での荷物運搬用としては、十分活用できると思うけど、これ。
二本足の人型に拘る日本と実用性に重きを置く向こうさんとの国民性の違いを考えさせられる。いや、日本でも、多脚歩行の研究している人たちは、それなりにいるとは思うけどね。