幻冬舎新書の「盗作疑惑」、二件。
こういうのも、新書ラッシュの弊害なんだろうか?
幻冬舎新書から、二件の「盗作疑惑」がでております。
・「トリビア」生みの親・唐沢俊一さんが“盗作”
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/55676/
・盗作だと主張するブログ: 「漫棚通信ブログ版」さん
http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/
新・UFO入門―日本人は、なぜUFOを見なくなったのか (幻冬舎新書)
- 作者: 唐沢俊一
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/05
- メディア: 新書
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http://eiji.txt-nifty.com/higaki/2007/07/post_e5a6.html
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: 新書
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上に上げたリンク先でも言及されていますが、「著者(とされている人)が使っていた下請けライターの原稿をチェックしそこねた」、さらに出版社の編集部側もチェックしそこねた、という可能性もあるわけだし。
そういった要因があるにせよ、唐沢氏も日垣氏も、いい仕事をちゃんとしているのに、ちょっと手を抜いてミソつけちゃったなぁ、という印象はある。
引用元を明記した「引用」ではなく、そういた元ネタを明示しない「盗用」はいかんよなー……。
これを機会に、目下のところ乱発気味の新書市場にいい変化が起こってくれるといいなぁ……とは、思う。最近、粗悪乱造本が多すぎる印象があるよ、新書。もっと中身の充実した本、増やしてください。