猫とともに去りぬ

猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)
大活躍だな、マンブレッティ社長っ!
いや、愉快愉快。こんな楽しい作家を今まで知らなかったとは……。そうか。児童文学畑の人なのか。確かに、いかにも児童文学って想像力ではあるけど。それでも、一九二十年生まれで、共産党員や戦時中にはレジスタンスも経験したインテリが、こういう本を真面目に書くとはなあ。さすがはイタリア。そういや、カルヴィーノとほぼ同時代人だよな、この人。
いや、面白かった。