X-MEN

TVの録画を消化。アメコミをハリウッドで、というおきまりのパターンなのだが、これがなかなか決まっていて面白い。CGバリバリなんだけど、しっかり役者の存在感を足がかりにしているあたりは、さすが。「リアリティ」に対するセンスの確かさ故、か。
かなり
歴史のある原作をそつなく料理したなぁ、という印象。
リーダー格のサイクロプスではなく、人気の高いウルヴァリン を主役に据えたのも、この構成だと正解。
作中でX-MENのコスチュームについて愚痴をこぼすウルにサイが「黄色いタイツでも」とかいうのは、制作スタッフの原作に対する皮肉、だろうな。映画のあのコスチュームも、実際に着る人は恥ずかしいと思うが。