生きていることの科学

表題から生命科学の本かな? という先入観を持って読み始めたのだが、どちらかというと認識論的な内容だった。わたしに理解できた範囲内においては。質量やリミット、内包などの語がかなり特殊な使い方をされていて、しかも内容的にかなり錯綜しているので決して読みやすい本でも分かりやすい本でもなけど、こういう自分とは別方向の思考をきっちりと書いた文章を目の当たりにすると、軽い興奮を覚える。
多分、再読すると思う。

生きていることの科学
郡司 ペギオ‐幸夫著
講談社 (2006.6)
通常24時間以内に発送します。