「世界一」のビールが品切れに ベルギーの修道院

http://www.cnn.co.jp/business/CNN200508120017.html

修道院では約30人の修道士が、生活の糧(かて)とするために伝統的な製法でビールを造り続けている。世界65カ国のビール愛好家数千人を対象にした人気投票で、1位に輝いたのがこのビール。殺到する注文に応じきれず、あっという間に売り切れてしまったという。
修道院に電話をかけても「すべてのビールが品切れとなったため、店舗は閉鎖されています」とのメッセージが流れるばかり。ホームページには「われわれは修道士であって、ビール醸造の専門家ではない」と、素っ気ない文字が並ぶ。
修道士の1人は新聞の取材に対し、「なぜ生産量を増やさないのか、外部の人には理解できないようだが、われわれにとってはビール醸造でなく、あくまで修道院の生活が第一だ」と説明している。

修道院の教義とかそういうのはわかりませんが、まあ、全世界すべてが資本主義的な価値観に従って動く必要もないでしょう。
多様化を保持するためにも、こういう「ささやかな抵抗」は、歓迎するべきではないかな。