暴走族紹介誌「説明困難」と有害図書指定見送り…静岡

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050730-00000306-yom-soci

 暴走族ファッションなどを紹介する雑誌を有害図書に指定するように静岡県警が要望したところ、学識経験者らでつくる県青少年環境整備審議会は「出版社側が法的措置を取った場合、説明が難しい」などとして、指定を見送る結論を出していたことが30日、わかった。
 県警は有害指定の要望を続ける方針だ。

うーん。
有害図書」とかいう概念そのものに、未だにぜんぜん納得いかないのだけど、こういうのみると、要は、教育者側が「自分で善悪の判断することをを教える」ことを放棄して、よりイージーな「善悪の判断を押しつける」ためにメディアに圧力をかけるための口実なのだということが理解できるのだな。
仮に「暴走族ファッションなどを紹介する雑誌」をみて実際に暴走族になっちゃうような青少年がいたとしても、それは関連図書の責任ではなく、該当する青少年に軽率な判断能力しか養えなかった周囲の大人たちの責任だと思うのだけど、そういうのは素人考えなのだろうか?