良質のユーモア。

http://d.hatena.ne.jp/tomozo3/20070507/1178528431
フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

あと一年もしたらですね、どこかのネット企業のCEOとか脳科学者あたりが

twitterはインターネット上の人格みたいなもので、履歴書と言う実社会の人格を表す書類と同時に、twitterというインターネット社会の中での人格が無いと、なかなかその人を判断できないのではないかと気付いたのです。

履歴書と言うのは1日あれば誰でも作れてしまうわけですが、例えば1週間分のtwitterというのは1週間かけないと作ることはできません。

とか書くんじゃないだろうか。

爆笑。
元ネタわからない人のヒントとして、amazonの書影を張っておきます。

こうしてみると、ネットというのは才能の無駄遣いの場だな。


よくいる「職人さん」たちは、こういうクオリティの高い仕事をもっと自分の利益に還元する方向に活かそうとはしないのだろうか?
http://www.youtube.com/watch?v=yU6gfdREmkk
のコメント欄をみると、ガイジンさんたちが「kona-chan」がどーたらと早速賛辞のコメントを書いていらっしゃる……。
アニメ版が放映開始してからいくらもたってないのに、浸透するの、早いなあ……。

冬の巨人

冬の巨人 (徳間デュアル文庫)古橋の新刊、ということで読んでみたのだが、なんか「深い設定の表層をなでている」感があり、世界観に魅力は感じる者のの、なかなか作品世界に入り込めなかった。基本的に、寒くて暗くて重苦しい世界だし(いや、比喩じゃなくて、本当に「寒くて暗い」)、どこかロシア風の響きを持つ名前の登場人物たちは、ステレオタイプだし……。
特に、レーナがねえ、どういう設定になっているのは謎、なのはともかく、存在感が乏しいのは、ちょっと致命的。
あのラストシーンのイメージだけは、なんかすばらしくて、あそこはしっかりと造りこんだフルアニメでみたいなあ……。